8枚目シングル「黒い羊」の後に発売予定だった9thシングル「10月のプールに飛び込んだ」 結果として歌番組などで披露されることもなく、披露されたのは配信ライブの2回のみ。MVも一部メイキング映像がドキュメンタリー映画内で披露されただけで欅坂46は櫻坂46へと改名したため、実質的にほぼファンしか知らない曲となってしまった。 「10月のプールに飛び込んだ」は歌番組で披露していた世界線があったらR […]
欅坂46の8枚目のシングル「黒い羊」 平手友梨奈がセンターを務めた曲としては最後のシングルであり、「集団対個人」という構図で孤独や反抗を歌っていた後期の欅坂46の集大成のような楽曲になっている。クオリティーで考えたら間違いなく欅坂46史上最高傑作だと言えるだろう。 「みんな泣き叫んでいた」「ボロボロになってやった」と撮影の時のことを振り返って語ったメンバーが言っていたように、それぞれが役者のように […]
1991年にデビューし、デビューから30年経っても世代を超えて幅広い層に愛されているバンド、スピッツ。 今回はスピッツの一番人気と言われているアルバムが何かを調べるために、今回はTwitterで実施された「#スピッツ総選挙2020」というアンケートと、上位サイトのランキングでランクインしているものをポイント化し集計しました。 結果は以下の通りです。 ちなみに上位サイトの集計方法は以下の通りです。 […]
音楽好きから根強い人気を誇るジャンルの一つ、シューゲイザー。 一般的にMy Bloody Valentine、Ride、Slowdiveが御三家と呼ばれ、激しいフィードバックノイズと甘いウィスパーボイスを組み合わせ、浮遊感のある音楽を特徴としています。 シューゲイザーは決してメインストリームになるような音楽ではないかもしれませんが、日本でもシューゲイザーをやっている良いバンドはたくさんいます。今回 […]
2ndシングル「BAN」に収録されているカップリング曲「偶然の答え」。 「あの頃の私は、自分じゃない誰かになりたかった」というセリフから始まり、女の子に恋した女の子の物語がMVでは描かれている。 もちろん、この曲は恋愛曲であることには間違いないのだけれど、誰かに拒絶されたことが原因で自分を受け入れられなくなってしまったことがある人には響くものがあるMVなんじゃないかと思う。 「自分じゃない誰かにな […]
羊文学とはどんなバンドか 2020年12月にデビューしたスリーピースロックバンド、「羊文学」。 「AWAユーザーが選ぶ!2020年にくるアーティストTOP10」で2位に選ばれていたこともあり、2021年現在、音楽に少し明るい人なら誰でも知ってるクラスのバンドなんじゃないかと思う。 筆者はスーパーカーのナカコーが2017年くらいからかっこいいとTwitterで言っていたので聴いてみたバンドだったけど […]
コアな音楽ファンから支持され、Mr.Childrenのキャリア史上最も暗い影を落としている一枚「深海」。 世間一般的には「SUPERMARKET FANTASY」のポップソングをニコニコと歌っているようなイメージが強いのかもしれないミスチルだが、初期の頃の楽曲には強烈な社会風刺や内省的な悲しみに沈んだ楽曲も多く、「深海」はその代表的なアルバムと言えるだろう。 1. 「深海」のテーマ 2020年に発 […]
2020年に発売されたMr.Childrenの「Sonudtracks」は「起伏のない日々が少しでもカラフルに見えるようなサウンドトラック」というテーマに作られた20枚目のアルバム。Q以来の海外レコーディングをした作品でもあり、そして何より桜井さん自身が「最高傑作」だと公言しているアルバムでもある。 筆者自身は幼少期から親の影響でMr.Childrenを聴いていて、大好きで思い入れの深いバンドの一 […]
5thシングル「風に吹かれても」のカップリング曲として収録された「避雷針」。 「風に吹かれても」が「流されてみるのも悪くない」という楽観的な感情を歌ったものなら、「避雷針」は特定の相手に対する神経質なまでの不器用な愛情を歌った曲になっていて、ある意味表と裏のような関係になっていると言える。 作詞した秋元康は「避雷針」の歌詞についてこんな風に語っている。 たとえば、普通の女の子がこれだけ有名になると […]
櫻坂46の1stシングル「Nobody’s fault」に収録された全7曲のうち一番好きな曲が「最終の地下鉄に乗って」だった。 色んなメンバーが改名前のインタビューで「新しいジャンルの楽曲にも挑戦していきたい」と言っていたが、このシングルのカップリング曲はそんな気持ちに応えるような楽曲が多く、特に新しさを感じたのがこの曲だった。 「Nobody’s fault」が再挑戦や決 […]