Mr.Children「Soundtracks」(2020) レビュー 熱量を失くした「深海」

  • 2021.02.20

2020年に発売されたMr.Childrenの「Sonudtracks」は「起伏のない日々が少しでもカラフルに見えるようなサウンドトラック」というテーマに作られた20枚目のアルバム。Q以来の海外レコーディングをした作品でもあり、そして何より桜井さん自身が「最高傑作」だと公言しているアルバムでもある。 筆者自身は幼少期から親の影響でMr.Childrenを聴いていて、大好きで思い入れの深いバンドの一 […]

ソフトロックのおすすめ名盤11選

  • 2021.02.11

ソフトロックとは、1960年代後半から1970年代前半にかけて製作され、80年代以降に再評価の動きが高まった音楽ジャンルのことです。 国内外の解釈も異なっていて、明確な定義があるジャンルではありませんが、美しいメロディーと多重のコーラスを特徴とする柔らかいロック(ポップ)のことを大きく指します。 ルーツとしてはThe Beach Boysの「Pet Sounds」が挙げられることが多いです。 今回 […]

欅坂46「避雷針」歌詞 意味 考察 関心/無関心の次元で語られる不器用な愛情

  • 2021.02.06

5thシングル「風に吹かれても」のカップリング曲として収録された「避雷針」。 「風に吹かれても」が「流されてみるのも悪くない」という楽観的な感情を歌ったものなら、「避雷針」は特定の相手に対する神経質なまでの不器用な愛情を歌った曲になっていて、ある意味表と裏のような関係になっていると言える。 作詞した秋元康は「避雷針」の歌詞についてこんな風に語っている。 たとえば、普通の女の子がこれだけ有名になると […]

櫻坂46「最終の地下鉄に乗って」 歌詞 意味 考察 単調な生活への絶望と希望

  • 2021.01.17

櫻坂46の1stシングル「Nobody’s fault」に収録された全7曲のうち一番好きな曲が「最終の地下鉄に乗って」だった。 色んなメンバーが改名前のインタビューで「新しいジャンルの楽曲にも挑戦していきたい」と言っていたが、このシングルのカップリング曲はそんな気持ちに応えるような楽曲が多く、特に新しさを感じたのがこの曲だった。 「Nobody’s fault」が再挑戦や決 […]

何度目覚めても消えない喪失感 EDEN「no future」(2020) アルバムレビュー

  • 2021.01.17

アイルランド出身のアーティスト、EDENが2020年に発売した「no future」は痛々しいほど繊細なアルバムだ。「同じサウンドは二度作らない」と語るEDENの新作はFrank Oceanを彷彿とさせるようなアンビエントR&Bのような楽曲から、エレクトロニカとポップを心地良くミックスさせた楽曲が楽しめる。 歌詞は主に「喪失」をテーマにしたものが多い。映画「君の名は」のサンプリングを使用し […]

【2020年版】年間ベストアルバムTOP50

  • 2021.01.09

50. Built to Spill「Built to Spill Plays the Songs of Daniel Johnston」 2017年に行った最後のツアーでダニエル・ジョンストンのバックバンドを担っていて、親交が深かったBuilt to Spillのカバー集。 Built to Spillが参加したバンクーバー公演のリハーサル・セッションの楽曲が収録されています。 カバー盤をベスト […]

櫻坂46 「Nobody’s fault」全曲レビュー 改名の決意表明と再挑戦

  • 2020.12.15

2020年12月9日に発売された櫻坂46 デビューシングル『Nobody’s fault』。 今回のシングルではセンターが二期生の森田ひかる、藤吉夏鈴、山﨑天の3人に分かれるという新体制をとっているため、センターごとのカラーも出やすく色んなタイプの楽曲が楽しめるという構成になっています。 今回はメッセージ性の強かった欅坂の楽曲からどんな風に進化し、どんなタイプの楽曲が収録されていてそこ […]

「毒」を飲み込みんで強さを得るまで、Awich「孔雀」(2020)アルバムレビュー

  • 2020.12.06

2020年8月21日にDebut EP「Partition」でメジャーデビューを果たした沖縄出身のラッパーAwichのインディーズで最後に発売したアルバム「孔雀」。 「毒のある虫や蛇を好んで食べる」という孔雀を自分自身と重ね、女性の強さと彼女自身の物語を提示した本作は今の時代に鳴るべくして鳴った音のように思う。アンダーグラウンドな音楽世界観は一見攻撃的で凶暴に見えながらも、どこか危うく儚い。 「美 […]

ジャーマンプログレ(クラウトロック)のおすすめ名盤21選

  • 2020.12.05

クラウトロックとは60年代末から70年代にかけて西ドイツで登場した実験的音楽のことで、後のポストロックにも大きく影響を与えたと言われています。 元々は英国からザワークラウトというドイツの漬物が不味いことからつけられた侮辱的な名称でしたが、今では蔑称の意味はほとんどなく、ジャーマンプログレと同義として使われることが多いです。 今回はそんなジャーマンプログレの名盤を21枚紹介します。知らないバンドがあ […]

轟音ギターが織り成す音の世界、シューゲイザーのおすすめ名盤18選

  • 2020.12.05

シューゲイザーとは、爆音のフィードバックノイズと囁くような甘いボーカルが特徴的な音楽のジャンルです。 語源は「Shoe=靴+Gazer=見る人」という意味で、下にあるエフェクターや歌詞カードを見ながら俯いてギターを掻き鳴らす姿から付けられたと言われています。 現在はサウンドの特徴として知られているジャンルの一つでThe Jesus and Mary Chainの「Psychocandy」を草分け的 […]

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