1970年代後半に誕生した音楽ジャンル「ポストパンク」。 「ポストパンク」とはパンク元年とも言われている1977年から、短命だったパンクムーブメントが終息し始めた頃に勃興した音楽ジャンルです。 クラウトロック(ジャーマンプログレ)からも影響を受けていて、暗く実験的な音楽である場合が多いです。 ここからはポストパンクの名盤を19選紹介します! Joy Division「Unknown Pleasur […]
シューゲイザーの名盤と言えば、おそらく多くの人が真っ先に挙げるのがこのアルバムだろう。 NMEやPitchforkをはじめとする多くの音楽メディアがシューゲイザーの名盤ランキングではマイブラのLovelessを一位に挙げ、ここまで解釈が一致しているジャンルも珍しいような気がする。 ここからはそのアルバムにまつわるエピソードと、全曲について紹介する形でこのアルバムが一体どんなアルバムなのか紹介してい […]
アイルランド出身のアーティスト、EDENが2020年に発売した「no future」は痛々しいほど繊細なアルバムだ。「同じサウンドは二度作らない」と語るEDENの新作はFrank Oceanを彷彿とさせるようなアンビエントR&Bのような楽曲から、エレクトロニカとポップを心地良くミックスさせた楽曲が楽しめる。 歌詞は主に「喪失」をテーマにしたものが多い。映画「君の名は」のサンプリングを使用し […]
クラウトロックとは60年代末から70年代にかけて西ドイツで登場した実験的音楽のことで、後のポストロックにも大きく影響を与えたと言われています。 元々は英国からザワークラウトというドイツの漬物が不味いことからつけられた侮辱的な名称でしたが、今では蔑称の意味はほとんどなく、ジャーマンプログレと同義として使われることが多いです。 今回はそんなジャーマンプログレの名盤を21枚紹介します。知らないバンドがあ […]
シューゲイザーとは、爆音のフィードバックノイズと囁くような甘いボーカルが特徴的な音楽のジャンルです。 語源は「Shoe=靴+Gazer=見る人」という意味で、下にあるエフェクターや歌詞カードを見ながら俯いてギターを掻き鳴らす姿から付けられたと言われています。 現在はサウンドの特徴として知られているジャンルの一つでThe Jesus and Mary Chainの「Psychocandy」を草分け的 […]
The Jesus and Mary Chain ・イギリスのロックバンド。スコットランドで結成。 ・通称:ジザメリ、JAMC、メリーチェーン ・結成年:1984年 ・レーベル:クリエイション、ブランコ・Y・ネグロ ・ジャンル:オルタナティブ、ノイズポップ、シューゲイザー ・中心メンバー:ジム・リード(弟)、ウィリアム・リード(兄) ・影響を受けたサウンド:ポストパンク、ガールポップ、ノイズパンク […]
Machine Gun Kelly「Tickets to my Downfall」(2020) 1.title back 2.kiss kiss 3.drunk face 4.bloody valentine 5.forget me too ft.Halsey 6.all I know ft.Trippie Redd 7.lonely 8.WWⅡ 9.kevin and barracuda(int […]
2019年にリリースされたBeckの14枚目のアルバム「Hyperspace」。 真っ赤なセリカと白いジャケットのBeck、そしてカタカナで書かれる「ハイパースペース」の文字。 このアルバム名は1979年アタリ製のビデオ・ゲーム『アステロイド』からインスパイアされたもので、日本人は多分少しダサいと思えるかもしれないけど、Beckのレトロフューチャーなオタク要素が垣間見える部分でもある。 ファレル・ […]
1994年に発売されたPavementの2ndアルバム「Crooked Rain」。 ローファイサウンドは健在だけど1stよりは整ったアルバムで、それでもやっぱりへろへろしてて頼りないのだけど、Pavementの最高傑作と言えるアルバムだろう。 このアルバムは「こういうコンセプトのアルバムです」と言い切ることはできない。一応ロックンロール批判的なフレーズはちょくちょく登場し、スマパン […]
死をテーマにした前作から6年、現代における生き方の指針の一つを提示したVampire Weekendの名盤! 6年ぶりに発売されたVampire Weekendの4作目のスタジオアルバム「Father of the Bride」。 前作「Modern Vampires of the City」ではソングライティングの要でもあったメンバー、ロスタム・バトマングリが脱退し、この6年の間はメンバーもソロ […]