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Beck「Hyperspace」アルバム全曲レビュー 商業音楽かそれとも
2019年にリリースされたBeckの14枚目のアルバム「Hyperspace」。 真っ赤なセリカと白いジャケットのBeck、そしてカタカナで書かれる「ハイパースペース」の文字。 このアルバム名は1979年アタリ製のビデオ・ゲーム『アステロイド』からインスパイアされた... -
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Pavement「Crooked Rain」アルバムレビュー
1994年に発売されたPavementの2ndアルバム「Crooked Rain」。 ローファイサウンドは健在だけど1stよりは整ったアルバムで、それでもやっぱりへろへろしてて頼りないのだけど、Pavementの最高傑作と言えるアルバムだろう。 このアルバムは「こういうコンセ... -
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Vampire Weekend「Father of the Bride」アルバムレビュー
死をテーマにした前作から6年、現代における生き方の指針の一つを提示したVampire Weekendの名盤! 6年ぶりに発売されたVampire Weekendの4作目のスタジオアルバム「Father of the Bride」。 前作「Modern Vampires of the City」ではソングライティングの... -
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The Jesus And Mary Chain「Honey’s Dead」アルバムレビュー
前3作の良いところを凝縮したThe Jesus and Mary Chainの4枚目「Honey's Dead」。 進化した凶暴なノイズと甘いメロディが心地良い名盤! トラックリスト 1. Reverence 2. Teenage Lust 3. Far Gone and Out 4. Almost Gold 5. Sugar Ray 6. Tumble Down 7.... -
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Stereolab「Emperor Tomato Ketchup」アルバムレビュー
寺山修司のカルト映画からつけられたアルバムでもあるStereolabの4作目「Emoeror Tomato Ketchup」。 二元論の止揚というテーマを内包し、近未来的にも時代錯誤にも思えるサウンドが楽しめる必聴盤! 1996年にリリースされたStereolabの代表作とも言えるア... -
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Lou ReedとMetallicaの異色コラボ、アルバム「Lulu」についての話
ファンから最低だと言われ、David Bowieに最高傑作と言われた作品 Luluは2011年にリリースされたLou Reedの21作目のオリジナルアルバムで、Lou Reedの遺作となったアルバム。 メタリカとルー・リードという異質のコラボで知られる作品で、David Bowieがル... -
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The Jesus and Mary Chain「Automatic」アルバムレビュー
大衆的であると同時に「生き残り」に対する強い意思表示でもある3作目「Automatic」。 前作同様ドラムマシーンを使用した軽快さとヘヴィーさを伴うJAMCの第2章! トラックリスト 1. Here Comes Alice 2. Coast to Coast 3. Blues from a Gun 4. Between... -
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Beck「Sea Change」アルバムレビュー「失恋記録」と呼ばれた名盤
「外の世界」へと関心を向け続けていたBeckがアコースティックギターを基調としたサウンドで紡ぐ「個々の内面」へと向かうアルバム。私的Beckの最高傑作! 個々へと向かう原点回帰 緻密なストリングスとアコースティックギターを基調とした本作は、ブルー... -
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The Jesus and Mary Chain「Darklands」(1987)アルバムレビュー
フィードバックノイズを捨ててより聴きやすい音楽へと進化した一枚。「闇の国」という「何も起こらない場所」への憧れから、現実へと向き合うことを選んだThe Jesus and mary Chainの決意表明 収録曲 アンダーラインが引いてあるのは個人的に好きなトラッ... -
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映画のような名盤Lou Reed「Berlin」アルバムレビュー
トラックリスト 1.Berlin 2.Lady Day 3.Men of Good Fortune 4.Caroline Says Ⅰ 5.How Do You Think It Feels 6.Oh Jim 7.Caroline Says Ⅱ 8.The Kids 9.The Bed 10.Sad Song 一本の映画のようなアルバム「Berlin」 Lou Reedの三作目のアルバムで主人公の...