「僕たちはどん底にいたかもしれない。でも星を見上げていたんだ」-ジム・リード 1985年。フィードバック・ノイズと60年代ポップスを連想させる甘いメロディの黄金比をThe Jesus and Mary Chainが発見したのは喧噪の中だった。客に背を向けて行ったライブは暴動を呼ぶこともあり、イギリスのある音楽プレスは彼らを「第二のピストルズ」だと言った。 初めて聴いたときはとにかくこのテンションが […]
2003年、当時24、5歳だった椎名林檎がプロの音楽集団を引っ提げて結成したバンド、東京事変。 19歳の時に「幸福論」でデビューし、ソロとしても順調なキャリアを歩んでいた椎名林檎が引退を考えるほどモチベーションが低下していた中で結成されたバンドでもあります。 2012年に解散しましたが、2020年に「再生」として復活しました。 今回は東京事変の語り継いでいきたい名曲15選と、その魅力について紹介し […]
イングランド出身のプログレッシブ・ロックバンド、Pink Floyd(ピンク・フロイド)。 1960年代から2010年代に至るまで活躍した世界的バンドであり、一説によると「狂気」は世界で2番目に売り上げたアルバムとも言われています。 今回はPink Floydの名盤ランキングを調べるにあたって海外メディアと検索上位サイトのランキングでランクインしているものをポイント化し集計しました。 結果は以下の […]
シティ・ポップとは1970年代〜80年代に流行した都会的に洗練された音楽のことであり、明確な定義はありませんが昨今若者からも人気になりつつあるジャンルの一つです。 ファンキッシュなグルーヴのものから、ゆったりとしたフォークソングやバラード調のものまであり、ムードそのものを指しているとも言われています。 海外で特に根強い人気のある日本のシティ・ポップ。今回はそんなシティ・ポップの定番の名盤を13選紹 […]
誰にでも好きな曲の中にも何となく雰囲気やメロディーが好きな曲と「この曲がなかったら人生違ったかもしれない」と感じる程特別な曲があると思う。どっちも生活に欠かすことはできないけど、後者の曲は特に思い入れが強いことが多いし、きっとそこまで数も多くない。 大体の場合、そういう曲は悲しい曲であることが多いので、今回紹介するのは重たくて悲しい曲ばかりになってしまうけど、そういう曲が必要な時に1曲でも「救われ […]
ELLEGARDENの細美武士がエルレ解散後の翌年の2009年に始めたプロジェクト、the HIATUS。 メンバーには東京事変のキーボードとしても知られる伊澤一葉や、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのベースのウエノコウジ、ドラムにtoeの柏倉隆など、とにかく豪華なメンバーが集められていて、演奏のクオリティが高いことでも知られてます。 作曲はメンバー全員が関わっている曲も多いた […]
櫻坂46の3rdシングルとして発表された楽曲「流れ弾」。 この3rdシングルは「革命」をテーマにし、通常盤のCDジャケットもフランス革命を描いたドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」を彷彿とさせるものになっているのが印象的だ。 1stシングル「Nobody’s Fault」から、自分の意思をしっかり持つことや現代の中でどう生きるのかを説いてきた櫻坂46。 今回の表題曲「流れ弾」の […]
労働者階級の気弱な青年の気持ちを代弁し、カルト的な人気を誇るバンド「The Smiths」 ボーカルのモリッシーは、内省的でオスカーワイルドを好む文学好きの青年という一面もありますが、肉食批判・イギリス王室批判という過激な思想も持っていた人物としても知られています。 今回は弱気な若者や社会的な弱者の立場から歌い続けたThe Smithsのおすすめ曲を18曲紹介します。人生に疲れた時に是非聴いて欲し […]
2007年に結成されたロックバンド、2015年にデビューしたきのこ帝国。 バンド名はゆらゆら帝国からとられていて、初期の陰鬱なシューゲイザーから軽快なポップソングまで幅広い楽曲があるバンドです。 今回はそんなきのこ帝国のおすすめ曲を知名度の高い定番曲から隠れた名曲まで紹介していきます。聴いたことのない曲があったら是非聴いてみてください! 東京 寂しさも温かい気持ちも全部包含した東京の日常がそのまま […]
映画の良さを引き立てる上で欠かせない存在のサウンドトラック。 良い音楽が良いシーンでかかることによって、相乗効果的に映画の良さが際立ちます。 今回は、サウンドトラックの名盤をレコード屋店員として働いていた筆者が周りの音楽好きや映画オタクにも聞き、悩みに悩みながら選定しました。 是非映画を観る際の入り口や、知らない音楽との出会いに参考にしていただければと思います! ロスト・イン・トランスレーション( […]