映画「時計じかけのオレンジ」あらすじ解説 史上最強の映画を徹底考察

  • 2020.06.21

監督・脚本:スタンリー・キューブリック 原作:アンソニー・バージェンス 出演:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、マイケル・ベイツ 1971年に公開された荒廃したロンドンの近未来を描いたスタンリー・キューブリックの代表作「時計じかけのオレンジ」。 物議を醸した有名作かつ映画史に燦然と輝く激ヤバ映画なのだけど、そのヤバさだけがあまりにも強烈でこの映画がなぜ名作と言われているのか不思議な人もい […]

映画「トム・アット・ザ・ファーム」あらすじ感想 暴力と農場の閉塞感

  • 2020.06.21

監督:グザヴィエ・ドラン 脚本:グザヴィエ・ドラン、ミシェル・マルク・ブシャール 出演:グザヴィエ・ドラン、ピエール=イヴ・カルディナル、リズ・ロワ、エヴリンヌ・ブロシュ、マヌエル・タドロス、ジャックス・ラヴァリー、オリビエー・モーリン、ジョアンヌ・レヴェイエ、マチュー・ロワ   2014年に公開されたグザヴィエ・ドランによるサイコスリラー「トム・アット・ザ・ファーム」。 「マイ・マザー […]

映画「レオン」が面白くないと感じた3つの理由。リュック・ベッソンの公私混同作

  • 2020.06.20

監督・脚本:リュック・ベッソン 出演: ジャン・レノ、ナタリー・ポートマン、ゲイリー・オールドマン あらすじ 凶暴な純愛がここに完結する。『グラン・ブルー』『二キータ』のリュック・ベッソン監督が、ニューヨークを舞台に放つアクション・エンタテインメント!アカデミー賞女優、ナタリー・ポートマン鮮烈のデビュー作。『レオン オリジナル版』には未使用の、レオンとマチルダが心を通わす過程がより緻密に描かれた、 […]

名作映画「素晴らしき哉、人生!」が面白くないと感じた3つの理由

  • 2020.06.16

『或る夜の出来事』のフランク・キャプラ監督の名作。1945年のクリスマスイブ。住宅金融会社を経営しているジョージは度重なる不運で自殺しようとするが、そこへ天使が現れ、ジョージがいなかったときの世界を見せる。(Filmarks) アメリカ人がクリスマスになると必ず観るといわれているこの映画。日本では「誰もが知ってる名作」ほどの知名度ではなさそうだけど、古典的名作の1つに入ることは間違いない。 ラスト […]

映画「レクイエム・フォー・ドリーム」あらすじ感想 鬱映画の真骨頂

  • 2020.05.28

「夢見た生活」と「残酷な現実」のギャップを描いた鬱映画の代名詞。人間の精神異常を表現した独特の演出と誰も救われない展開に精神をすり減らしながらも何度も見たくなる映画。 監督:ダーレン・アロノフスキー 脚本:ヒューバルト・セルビー・ジュニア 出演:ジャレッド・レト、ジェニファー・コネリー、エレン・バースティン   「ブラックスワン」や「レスラー」で知られるダーレン・アロノフスキー監督の20 […]

映画「たかが世界の終わり」あらすじ感想 世界が終わっても壊したくなかったものとは

  • 2020.05.19

「ある家族の一日」をテーマに人間の不器用さと愛情、憎悪と悲劇を描いた映画。天才的な演出センスが爆発した私的グザヴィエ・ドランの最高傑作! 監督・脚本:グザヴィエ・ドラン 出演:ナタリー・バイ、ギャスパー・ウリエル、ヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤール、レア・セドゥ   19歳でカンヌデビューした天才、グザヴィエ・ドランの2016年公開作「たかが世界の終わり」。 ジャン=リュック・ […]

Pavement「Crooked Rain」アルバムレビュー

  • 2020.05.11

  1994年に発売されたPavementの2ndアルバム「Crooked Rain」。 ローファイサウンドは健在だけど1stよりは整ったアルバムで、それでもやっぱりへろへろしてて頼りないのだけど、Pavementの最高傑作と言えるアルバムだろう。 このアルバムは「こういうコンセプトのアルバムです」と言い切ることはできない。一応ロックンロール批判的なフレーズはちょくちょく登場し、スマパン […]

Vampire Weekend「Father of the Bride」アルバムレビュー

  • 2020.05.03

死をテーマにした前作から6年、現代における生き方の指針の一つを提示したVampire Weekendの名盤! 6年ぶりに発売されたVampire Weekendの4作目のスタジオアルバム「Father of the Bride」。 前作「Modern Vampires of the City」ではソングライティングの要でもあったメンバー、ロスタム・バトマングリが脱退し、この6年の間はメンバーもソロ […]

Stereolab「Emperor Tomato Ketchup」アルバムレビュー

  • 2020.04.27

寺山修司のカルト映画からつけられたアルバムでもあるStereolabの4作目「Emoeror Tomato Ketchup」。 二元論の止揚というテーマを内包し、近未来的にも時代錯誤にも思えるサウンドが楽しめる必聴盤! 1996年にリリースされたStereolabの代表作とも言えるアルバム「Emperor Tomato Ketchup」。 アナログシンセを駆使し、トータスのジョン・マッケンタイアが […]

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