【比較】オーディオブックのおすすめ13選を徹底調査！

オーディオブックとは、声のプロが小説やビジネス書などの書籍を読み上げてくれるサービスです。

有名なサービスはaudiobook.jpとAudibleの2つと言われています。

書籍はもちろん、講演会を音声化したものや語学習得のためのCDなどもあるので、読書が好きな方はもちろんスキルアップを考えている方に特におすすめです。

今回はオーディオブック13サービスを配信数や料金、コンテンツのジャンルなど様々な項目で比較して調査しました！

オーディオブックの料金

オーディオブックの料金相場は月額600円〜1600円くらいです。

代表的なサービス、audiobook.jpは月額880円（年払いで月額625円）で利用することができます。

各サービスごとの料金はこの後の章で紹介してますが、本1冊買う値段で聴き放題のサービスが多く、コスパはかなり期待できます！

オーディオブックのメリット

1. 隙間時間の有効活用

まず大きなメリットの一つはなんといっても隙間時間の有効活用による読書量の増加です。

例えばオーディオブックを使うと、紙の本だと起こりがちな「通勤中の満員電車で本を読むのは迷惑になるから読まない」ということがなくなります。

それだけではなく、家事の時間や駅から家までの帰り道、トレーニング中などにラジオ感覚で聴くことによって、手が離せない時にも知識のインプットが可能です。

2. 記憶への定着の早さ

オーディオブックは記憶への定着の早さに効果があると言われています。

テキストがないため「内容が頭に入ってこないけど文字だけ目で追っている」という状態がなくなります。

聞き取れない単語は文脈から推測したり、常に内容をイメージしながら聴くことが求められるのでその分知識として定着するのが早くなります。

3. 速聴による脳の活性化

オーディオブックは再生速度を調整することが可能です。

例えばaudiobook.jpを例にとると0.5倍〜4倍速にすることができます。

最初は好きな速度に設定し、慣れてきたら速度を上げることによって、物事を理解するスピードをどんどん上げることが可能です。

実際に仕事や日常生活では耳で聴いた情報をすぐにイメージして理解することが求められるので、そういう意味ではかなり練習になると思います。

また、再生速度の調整によって自分の成長が感じられるので続けやすいです。

4. リスニング能力の向上

オーディオブックは洋書が聴き放題のものが多いので、リスニング能力を上げたいと思っている方にもおすすめです。

ディズニー系の内容の易しいものからビジネス系の高度なものまで、洋書は充実しているサービスが多いです。

また、audiobook.jpだと「キクタン」や「ターゲット」などの大学受験用の単語帳なども配信されているため、もう一度基礎から英語を勉強し直すこともできます。

一目で分かる！オーディオブック13サービスの比較表

オーディオブックを選ぶ時にまとめて比較すべき項目をピックアップし、主要な13サービスの比較表を作成しました。

表を見ていただければ分かりますが、料金と本の冊数のバランスが取れていて最もおすすめなのはaudiobook.jpです。

バックグラウンド再生や、速度調節機能もありながら月額料金は625円〜とリーズナブルな価格設定になっています。

audiobook.jpの無料トライアルを試す

比較する上で特に大事なポイントはまず以下の2つです。

1. 買い切りか聴き放題か

オーディオプランの料金体系には「買い切り」と「聴き放題」があります。

買い切り型は一度購入したらそのまま所有できるタイプで、聴き放題は月額料金を払ういわゆるサブスクです。

本をたくさん読みたいのか、ピンポイントで読みたいのかによって変わるので自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

また、上記の比較表を見ていただければ分かりますが、audiobook.jpのようにどちらのプランも用意されてるサービスもあります。

2. 配信ジャンル

筆者の個人的な経験ですが、幅広く何でも配信されてるかと思いきや、使ってみたら思った以上に洋書に特化したオーディオブックだったことがあります。

そのため、どのジャンルがメインで配信されてるのかは、上記の表や実際の無料トライアルで確認するようにするようにしましょう。

各サービスの詳しい配信ジャンルや無料トライアルの有無は次の章で解説してるので、是非そちらも参考にしてみてください。

おすすめのオーディオブック13選

1. audiobook.jp

audiobook.jpは23,000冊の幅広いジャンルの本が聴き放題の定番のオーディオブックです。

更に買い切りと聴き放題の両方のプランがあり、自分に合ったプランを選択することができます。

特に聴き放題プランは月額880円（年払いなら625円）で利用できるので、1ヶ月で本1冊に読む人ならすぐに元が取れてしまいます。

ジャンルは幅広くありますが、ビジネス書や自己啓発系の本が少し多めな印象です。

また、買い切りプランの場合は30%程の割引を受けることができるので、好きな本だけ安くオーディオブックで読みたいという人にもおすすめできます。

audiobook.jpの無料トライアルを試す

2. Audible

AudibleはAmazonが提供するオーディオブックです。

他のサービスと比べて特徴的なのは読める冊数が120,000冊という圧倒的な多さです。

その代わり、月額料金が1,500円かかるところは他のサービスと比べても少し高いと感じます。

また、買い切りとして使う場合も非会員の値段の30%でタイトルを購入することが可能です。

単品で購入したタイトルは退会後も読むことができるので、本を数多く読みたい人にはおすすめできるオーディオブックです。

Audibleの30日間無料トライアルを試す

→【関連記事】Audible(オーディブル)の評判は？使って分かった意外なデメリットを解説！

3. Google Play ブックス

Google PlayブックスはGoogleが提供するオーディオブックです。

こちらはサブスク型ではなく買い切り型になっていて、聴き放題ではないので注意が必要です。

また、実はGoogle PlayブックスはAndroidだけでなくiPhoneでも使えます。

AndroidやiPhone、PCに保存されているPDFファイルをアップロードし、読みたい作品をダウンロードして読む形になるので、ドライブなどの容量を使わず保存できる点が便利です。

Google Paly ブックスの詳細はこちら（Android）

Google Paly ブックスの詳細はこちら（iPhone）

4. Himalaya

Himalayaは中国発の音声プラットフォームで、実はユーザー数が6億人もいる人気アプリです。

お笑い・小説・経済・恋愛・ASMR・ファッション・語学など、若者から大人まで世代問わず楽しめるコンテンツの充実度が特徴です。

料金もリーズナブルなので、オーディオブック以外にも著名人のラジオや音声コンテンツをまとめて聴きたい方にもおすすめです。

ちなみにHilayamaは純粋にコンテンツを聴く側としても楽しめますし、一定のフォロワーがつくと発信する側として収益化することもできる仕組みになっています。

Himalayaの詳細はこちら

5. kikubon

kikubonは文学に特化したオーディオブックです。

冊数は少ないですが、その分値段も最安値と言えるほど安いので純文学系の小説をよく読む方におすすめしたいサービスです。

ジャンルは純文学中心ですがSFや時代小説、エッセイなども読むことができます。

太宰治、田山花袋、夢野久作といったような著名な文豪の小説を読めるので、純文学や難解な小説が好きな人は低価格で十分楽しむことができるオーディオブックです。

kikubonの詳細はこちら

6. Audiobooks HQ

Audiobooks HQの最大の特徴は冊数の多さです。

これは、Audiobooks HQがパブリックドメイン（著作権が切れて利用許可が下りたもの）を取り扱っているためです。

50万冊の本を読むことができる上に、そのうちの12,500冊は無料で読むことができてしまいます。

洋書が多いですが、夏目漱石や太宰治といった日本の古典も読むことが可能です。しかも今挙げたような作家は無料で読めるタイトルがあります。

他にも、ラジオ番組を聴くこともできるので、無料で幅広く色んなコンテンツを試したいならおすすめできるサービスです。

Audiobooks HQの詳細はこちら（iPhone）

Audiobooks HQの詳細はこちら（iPhone）

7. でじじ

でじじはパンローリング社が運営しているオーディオブック・電子書籍の販売サービスです。

でじじにはマンスリープランと呼ばれるものがあり、月額1,500円で好きなオーディオブックをはじめの月は1冊、翌月以降は2冊買うことができます。

例えばAudibleだと基本一冊借りて、返品してまた借りる、という流れなので同じ価格で並行して2冊買うことができるのはお得です。

品揃えはやや少なめで、海外文学や日本の古典、寓話などが多い印象です。

でじじの詳細はこちら

8. flier

flierはオーディオブックとしても活用できる本の要約サービスです。

要約サービスなので目を通すのは本文ではなくプロが書いた要約文になりますが、逆に本の要点だけを効率良く知りたい方にはおすすめです。

ライターによる明快なレビューと、「三つの要点」や「必読ポイント」の紹介によってその本の大枠と主旨を理解することができます。

フリープランもあり、月20冊の要約は0円で利用できるのでとにかくたくさんの本を知りたい方にはおすすめです。

flierの無料トライアルはこちら

9. honto

hontoは丸善・ジュンク堂・文教堂といった大型書店と連携してるハイブリット型のサービスです。

電子書籍の読み放題がメインですが、オーディオブックの配信もしています。

落語関係の本やビジネス書、更にはニーチェの哲学を解説した書籍まで幅広く扱っています。

オーディオブックの数は少ないですが、電子書籍では700,000冊以上の取扱いがあり、無料で読めるタイトルだけでも20,000冊以上あるので、電子書籍も読みながらオーディオブックも活用したいという方におすすめです。

hontoの詳細はこちら

10. リーダーストア

リーダーストアはSONYが運営する電子書籍ストアです。

本の冊数は少ないですが、ライトノベルが読めるオーディオブックはあまり多くないので、ライトノベルが好きな方にはおすすめです。

無料版のタイトルを試すことができ、特別版というドラマCDや朗読、著者コメント、楽曲等の音声が追加されたコンテンツもあります。

リーダーストアの詳細はこちら

11. Apple Books

Apple BooksはiOS端末で使うことができるサービスです。

iPhoneユーザーであれば、デフォルトでインストールされてるアプリからそのままダウンロードし、本を読んだりオーディオブックを探すことができます。

ですが、audiobook.jpやAudibleといった大手のオーディオブックサイトから一部を掲載してるので、冊数はあまり多くありません。

ただ、iTuunesカードやApple IDで登録した支払い方法で決済できるので、iPhoneユーザーであれば使いやすいです。

Apple Booksの詳細はこちら

12. LisBo

LisBoは古典の名作や講演を中心としたオーディオブックが聴けるサービスです。

比較的堅い内容が多いですが、江戸川乱歩のような小説も読むことができます。

学者や実業家の講演なども聴くことができるので、知識を増やす意味でオーディオブックを活用したい方におすすめです。

LisBoの詳細はこちら

13. LibriVox

LibriVoxはパブリックドメインを利用した完全無料のサービスです。

パブリックドメインとは著作権が切れて利用許可が下りたもので、前に紹介したAudiobooks HQと同様です。

また、非営利団体によって運営されているサービスでもあるため、無料で使うことができます。

世界各国の言語に対応していますが、夏目漱石や太宰治といった日本の古典も読むことができるので、Audiobooks HQほど冊数はないですが、無料の範囲内で試したいと考えているならおすすめのサービスです。

LibriVoxの詳細はこちら

▼関連記事
隙間時間の読書で差をつける！おすすめの本の要約サービス・サイト4選
【面白い】知られざるユニークなマイナーサブスク20選