【誰でも可】Apple MusicやSpotifyで自分の曲を配信する方法
自分の曲を作ったら、今の時代サブスクで配信して少しでもユーザーに届けたい方や副業として稼ぎたい方も多いと思います。
この記事では下記のことを解説していきます。
・素人でも自分の作った曲をApple MusicやSpotifyなどのサブスクで配信できるのか→できる
・具体的にどんな方法でやるのか
・審査や条件などは?
・収益はどのくらいもらえるのか?
誰でもサブスクで自分の曲は配信できる
Apple MusicやSpotifyなどのサブスクで配信するのは、基本的に誰でもできます。
配信する方法は2通りあり、
・レーベルに所属し、レーベルが契約する
・音楽配信代行サービスを活用する←誰でもできる!
レーベルに所属していないと、配信はできないと思われていた方もいるかもしれませんが、音楽配信代行サービスは誰でも利用が可能です。
レーベルに明日から所属しようと思ってもできるものではないため、今回は誰でもできる音楽配信代行サービスを使って自作の曲を配信する方法を紹介していきます。
音楽配信代行サービスとは?
音楽配信代行サービスとは、Apple MusicやSpotifyなどのサブスクリプションへ配信するための手続きを仲介してくれるサービスです。
代表的なサービスはnarasuというサービスで、月額660円〜利用できる上に下記の主要なサブスクへの配信が可能です。
楽曲ができたら、この配信代行サービスに楽曲のデータをアップし、承認されたら配信という流れになるので手続きとしてもかなり楽なのも使いやすいポイントです。
ちなみに配信できるサブスクリプションは配信代行サービスによって異なるので、配信先のサブスクにこだわりがある場合は、その点も見て配信代行サービスを選ぶことをおすすめします。基本的にApple Music・Spotifyはどのサービスでも配信可能です。
主要な音楽配信代行サービスに関してはこの記事でも詳しく解説しているのでこちらも合わせて参考にしてみてください。
→【誰でも自作曲を配信】おすすめの音楽配信代行サービス16選を徹底比較!
また、代表的なサービス「narasu」に関してはこの記事でより詳しく紹介しています。
→音楽配信代行サービス「narasu」とは?審査・評判・口コミを調査して解説
配信するまでの流れ
配信するまでの流れは、楽曲データを音楽配信代行サービスに登録し、審査に通ればサブスクへの配信になります。
ここでは具体的なイメージがつきやすいよう、実際にnarasuを使って配信するときの手順を説明します。
narasuに関しては、事前に準備が必要なのは「楽曲データ」と「ジャケット画像」の2点のみです。
1. アーティスト情報の入力
サービスに登録したら、まずはアーティスト情報の登録画面にきます。
必ず1名・1グループ単位で登録する必要があります。また、5組以上のアーティストが参加している場合は「Various Artists」を選択します。
2. 楽曲情報の入力
ここではジャケット情報、リリース情報、楽曲情報を登録します。
3. 配信ストアを選択
上記のデータを入れたら配信ストアを選択できます。
❶ 配信エリア
“世界” か “国内” で設定を行えます。❷ ダウンロード価格 (ダウンロードのみ)
販売価格は選択された価格に近しい値が各ストア毎に設定されます。
販売価格はあくまでも参考値であり、配信ストア側によって変更される場合があります。❸ 配信希望日
配信ストア毎に配信希望日の設定を行います。デフォルトで、最短日が設定されています。引用元:https://narasu.jp/client/static/faqs/89
4. 決済情報・配信プランの入力
決済情報や配信プランを入力します。
配信プランに関してはサブスク型(月額費用が一定)か都度課金型(シングルやアルバムをリリースするたびに費用が発生)を選択できます。
シングル1曲やアルバム1枚しか配信予定がないのであれば都度課金型、継続的な配信を考えているならサブスク型と、自分のタイプに合わせて選択することが可能です。
5. 審査開始
ここまでの情報を入力したら後は審査が完了するのを待つだけです。こちら側での手続きは一旦終了です。
審査期間が20日〜1ヶ月程度とやや長いのが難点
誰でも自分の曲を世界に聴いてもらえる音楽配信代行サービスですが、審査は20日〜1ヶ月程度と少し長いのは難点です。
とはいえ反対にそれだけしっかり審査をしているということでもあるので、そこは誰でも登録ができる分仕方ないと言える部分かもしれません。
収益はどのくらい?
音楽配信代行サービスによって収益の還元率は異なりますが、80%〜100%位が一般的です。
ちなみに例として紹介したnarasuに関しては90%の還元率なので、仮に1再生あたり1円とした場合は0.9円を受け取ることができます。
実際のストリーミングごとの再生回数による収益率は以下のようになっています。
Apple Music | 約0.8円 |
Spotify | 約0.27円〜 |
参考:https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-54551342
なのでnarasuを利用し、Apple Musicで5,000回再生あった場合4,000円の収益のうち3,600円受け取れるようなイメージ感といえます。
主要な音楽配信代行サービスについて
例として紹介した「narasu」以外も比較したい方はこちらの記事も併せてご参考ください。選び方や、それぞれのサービスの特徴を記載しています。