きゅう

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映画「メランコリック」あらすじ感想 銭湯で死体処理を始める東大生の話

  • 2020.04.09

第31 回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門にて初長編監督作『メランコリック』が上映、監督賞を受賞した映画「メランコリック」。ただのミステリーではなく、人生における日常と非日常、大部分の憂鬱と幸福な瞬間の波を描いた良作! 深夜に人が殺される銭湯を舞台にしたサスペンスコメディー。第31回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で監督賞、第21回ウディネ・ファーイースト映画祭でホワイト・マルベリー賞 […]

Lou ReedとMetallicaの異色コラボ、アルバム「Lulu」についての話

  • 2020.04.05

ファンから最低だと言われ、David Bowieに最高傑作と言われた作品 Luluは2011年にリリースされたLou Reedの21作目のオリジナルアルバムで、Lou Reedの遺作となったアルバム。 メタリカとルー・リードという異質のコラボで知られる作品で、David Bowieがルーの奥さん、ローリー・アンダーソンにこんなことを言ったことでも知られている。 「いいかい、これはルーの最も素晴らし […]

グザヴィエ・ドラン「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」あらすじ感想 天才が描いたスターの苦悩

  • 2020.03.29

華やかな芸能界の中で苦悩するスターと秘密の文通をする少年の物語。 「説明できない」という人間に対する絶望的な不信感を描きながらも、グザヴィエ・ドランのセンスがいまいち爆発しきらなかった作品  監督:グザヴィエ・ドラン 脚本:グザヴィエ・ドラン、ジェイコブ・ティアニー 音楽: ガブリエル・ヤレド 出演: キット・ハリントン、ナタリー・ポートマン、ベン・シュネッツァー、ジェイコブ・トレンブレイ &n […]

The Jesus and Mary Chain「Automatic」アルバムレビュー

  • 2020.03.22

大衆的であると同時に「生き残り」に対する強い意思表示でもある3作目「Automatic」。 前作同様ドラムマシーンを使用した軽快さとヘヴィーさを伴うJAMCの第2章!  トラックリスト 1.  Here Comes Alice 2. Coast to Coast 3. Blues from a Gun 4. Between Planets 5. UV Ray 6. Her Way of Pray […]

映画「ミッドサマー」あらすじ感想 居場所を無くした人間の最後の心の拠り所

  • 2020.03.17

 監督・脚本:アリ・アスター 出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター、ウィリアム・ジャクソン・ハーパー、ウィルヘルム・ブロングレン、ジュリア・ラグソースン、アーチー・マデクウェ、エローラ・トルキア 2018年「へレディタリー/継承」で長編デビューしたアリ・アスター監督の長編第2作目「ミッドサマー」。 批評家からも高く評価され、ネットではそのゴア描写からかなり賛否両論分 […]

Beck「Sea Change」アルバムレビュー「失恋記録」と呼ばれた名盤

  • 2020.03.01

「外の世界」へと関心を向け続けていたBeckがアコースティックギターを基調としたサウンドで紡ぐ「個々の内面」へと向かうアルバム。私的Beckの最高傑作!   個々へと向かう原点回帰 緻密なストリングスとアコースティックギターを基調とした本作は、ブルースやフォークにヒップホップのビートを流す「Mellow Gold」や「Odeley」のBeckのイメージとは少し離れた作品なのかもしれない。 […]

映画「ラストレター」あらすじ感想 手紙を通して語られる学生時代と現在の物語

  • 2020.02.26

監督・脚本・原作:岩井俊二 出演:松たか子、広瀬すず、福山雅治、神木隆之介、森七菜、鹿野英明、小室等、水越けいこ、木内みどり、鈴木慶一、豊川悦司、中山美穂 「スワロウテイル」「リリィ・シュシュのすべて」の岩井俊二監督の最新作「ラストレター」。 この映画は学生時代と現在の物語が手紙を通じて進行していくラブストーリーです。 岩井俊二の監督作品には「Love Letter」という作品があり、中山美穂が出 […]

人生の真実を描く天才、グザヴィエ・ドランのおすすめ映画5選

  • 2020.02.26

弱冠19歳で監督・脚本デビューを果たし、日本でも人気のある映画監督グザヴィエ・ドラン。 ゲイであることをカミングアウトしている監督でもあり、彼の作品は現代の若者の視点から「愛」や「家族」に対する普遍的なテーマを観客に投げかけるものが多いです。 今回はそんなドラン監督の繊細な人間描写が光るおすすめの名作をネタバレなしで紹介していきます! 1.「マイ・マザー」 グザヴィエ・ドランの自伝的映画でもあるデ […]

今泉力哉監督 映画「his」あらすじ感想 リアルな社会の視線と愛情を描いた秀作

  • 2020.02.26

偏見とも言い難いあまりにもリアルな男性同士のカップルへの社会の眼差しと、その中ではぐくまれた愛情を詰め込んだ今泉力哉監督の力作。社会的な問題を描きながらも焦点はどこまでも人間の愛にある映画。   監督:今泉力哉 脚本:アサダアツシ 出演:宮沢氷魚、藤原季節、松本若菜、松本穂香、外村紗玖良、中村久美、鈴木慶一、根岸季衣、堀部圭亮、戸田恵子   「退屈な日々にさようならを」「愛がな […]

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